パスタソース


普段レトルトを滅多に食べないのですが、珍しく「予約でいっぱいの店のペンネアラビアータソース」を食べました。銀座の人気イタリアン「ラ・ベットラ」落合シェフの監修です。
普通に美味しかったです。

しかし食べながらふと、このレトルトパウチのパスタソースは、バレエレッスンCDに似ているな、と思いました。
本来ならレストランでシェフとお客さんの繋がりを感じる所で出されるべき料理だけど、お店に来れない人や、予約が取れない人にこの料理を味わってもらうためにレトルトという形で世に出回る…でも商品化されるまでの長い道のりの中で、シェフが思い描く通りにならなかった事も多々あるはず。そして現場だからこそ、人対人だからこそ生まれるライブ感やエネルギーのマジックの様なものは、どんなにレトルトが進化しても伝わらないのではないだろうか?

これは、料理(提供する側)だけの問題では なく、食べる人(受け取る側)の心意気にも関係がありそうです。つまり、食べる人もただ受け身なのではなく、やはりポジティブなエネルギーを発信していて、相互作用を期待しているんだと思います。特に私は食べることにすごくこだわりがあるので、食べに行くときは、例え楽屋食堂でも、いつも何か期待するし、ちょっと高揚した(?)気分です。

「今日のピアニストはどんな風に弾いて、私を踊らせてくれるだろう?」とダンサーが期待すれば、そのエネルギーは、ピアニストに伝わり、現場だからこそ、人対人だからこそのエキサイティングな演奏を(たまに)生み出します。

レッスンCDを作った時に一番苦労したのは、この相互作用やライブ感の再現でした。やはりダンサーやレッスンティーチャーの生のエネルギーが、演奏の大切な隠し味になるのですね。


ペンネアラビアータを食べながら考え、勝手に落合シェフに親近感を感じたランチタイムでした。




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